【詩】しゃぼん玉 飛ばそう♪ [酒の肴は音楽と会話]
哀しい詩です。
あなたに見せてあげたいわ♪ 近所の子供達が しゃぼん玉で遊んでるのよ くったくのない笑顔で じゃれ合いながら しゃぼん玉を上手に飛ばしてるの |
ひとつ ふたつ みっつ |
いくつも重なり合って 虹色の光で輝きはじめたよ 見慣れた景色なのに まるでスクリーンの中の様ね とっても綺麗!! 私も 子供の頃を想い出して しゃぼん玉を飛ばしてみたの |
ひとつ ふたつ みっつ |
しゃぼん玉がひとつ 耳元ではじけた瞬間 いつも優しかったあなたが 囁いた様な気がしたよ しゃぼん玉がふたつ 頬ではじけた瞬間 いつも優しかったあなたが キスしてくれた様な気がしたよ しゃぼん玉がみっつ 空ではじけた瞬間 いつも優しかったあなたが 居なくなってしまったことを想い出した・・・ あなた以上に 私を愛してくれる人は居ないでしょう あなた以上に 私が愛する人も居ないでしょう でも いつかきっと あなたの次に 私を愛してくれる人が現れるでしょう あなたの次に 私が愛する人が現れるでしょう あなたが居なくなってしまったから 世界で一番愛してくれたあなたと 二番目に愛してくれる人を 独り占めに出来るね あなたが居なくなってしまったから 世界で一番愛するあなたと 二番目に愛する人を 独り占めに出来るね そう想えば 私は幸せになれます あれから何年もの時が過ぎ 私は優しい友達に囲まれて やっと笑顔で居られるようになりました しゃぼん玉を飛ばしてる私 笑ってるでしょ？ |
ひとつ ふたつ みっつ |
想い出と今の私の笑顔が いっぱいつまったしゃぼん玉 |
ひとつ ふたつ みっつ |
ううん 数えきれない程 飛ばしています あなたのことを想いながら 飛ばしています しゃぼん玉 しゃぼん玉 |
ひとつ ふたつ みっつ・・・ |
どんどん高く高く はじけずに飛んでゆけ!! そして あの人に伝えてください |
私は今 元気です・・・と |
どんどん高く高く はじけずに飛んでゆけ!! そして あの人に伝えてください |
私は幸せになります・・・と |
しゃぼん玉 しゃぼん玉 |
ひとつ ふたつ みっつ・・・ |
どんどん高く高く はじけずに飛んでゆけ!! |
【歌詞】うつろい [酒の肴は音楽と会話]
| 時はいつも静かに 何かを変えてゆく 同じ道 歩いても 少しずつ違うね 先の見えた未来に 叶わぬ夢 託せば 溺れなくていいねと おまえは そう呟く 言葉より語る涙 笑いながらひとしずく 震わせる声も肩も 強がりきれずにうつむく |
 |
 |
時はいつも気まぐれ 甘い夜はすぐ去る なのに独りの夜は 何故に立ち止まるのか 通り雨 ひとつの傘 二人寄り沿って歩く この『今』がずっとずっと いつまでも続くものなら |
| 絵空事の未来を 欲しがらずに見つめて そんなものもあるねと おまえは そう呟く 言葉より語る涙 笑いながらひとしずく 震わせる声も肩も 強がりきれずにうつむく 細い髪 指を絡め この『今』を確かめる ありふれた言葉よりも おまえのくちびるが |
| 欲しい・・・ |
From Shot Bar － 月の雫 －
Illustration "Silhouette of man” by PurpleMoon
Illustration "Pendant of hearts” by evergreen
Background image by PurpleMoon
珈琲 [酒の肴は音楽と会話]
さて、今回は、表blog～裏blog連動記事です。
最近こちらにお越しくださるようになった方々の中には、ここがカクテルのblogだと気付いていないかたもいらっしゃると思います(笑)。しかも、今回もカクテルではなく珈琲の話なんで、なおさら(汗)。
でもまぁ、酒に話はつきものだということで、どんどんいってみます。
全世界で酒はたしなまれてますが、珈琲と紅茶も全世界で共通の飲み物といっても過言ではありません。もちろん、カクテルにも使われます。やはり、代表的な飲み物同士、合わない訳がないってことでしょう。
■アイリッシュ・コーヒー
1. コーヒーにアイリッシュ・ウィスキーとブラウンシュガーを入れて混ぜる。
2. 生リームを浮かべる
耐熱グラスにウィスキーを入れて火をしばらく灯しておき、ウィスキーの香りをさらに高めてから珈琲に加えるといった方法が、見栄えも良いということでバーではよく見かけます。また、そうやっている良い写真を見つけましたので、リンクを張っておきます。ついでにトラックバックもしておこうっと。
bowjackさんのblog bowjackmooreのカフェ・ロワイヤルの記事
写真がすっごく綺麗で、これは是非リンクを勝手に(汗)張らせてもらおうと。グラスに入れた酒に火を灯しているところなんか、見とれてしまいますよ！
こちらの記事で紹介されているカクテルはブランデーを使っているのでロイヤル・コーヒーという名前なのですが、バーテンダーのかたとのやり取りの中で、カフェ・ロワイヤルとアイリッシュ・コーヒーを足して２で割った感じのを飲みたいなというところから話が始まってるので、タイトルと実際にbowjackさんがお飲みになったカクテルが異なっていても、決して間違っている訳ではありませんのでどうぞ誤解なきように。
それに、どうせ何の酒を使ってても見た目は変わらないので、上記のリンクからジャンプした方々は、アイリッシュコーヒーだと思ってご覧ください。
ちなみに、ベースにする酒によって、名前はこうなります。
| 酒の種類 | カクテル名 |
|---|---|
| アイリッシュ・ウイスキー | アイリッシュ・コーヒー |
| スコッチ・ウィスキー | ゲーリック・コーヒー |
| コニャック・ブランデー | ロイヤル・コーヒー |
| アクアビット | スカンジナビア・コーヒー |
| カルヴァドス | ノルマンディ・コーヒー |
カルヴァドス、ノルマンディって書くなら、スカンジナビアやなくてスカンディナヴィアやろ！とかってツッコミは不要ですので、あしからず。
■カフェロワイヤル
正確には、カクテルというよりも珈琲の飲み方のひとつと言ったところでしょうか。
1. カフェロワイヤル用のティースプーに角砂糖を乗せる。
2. 角砂糖にブランデーをたらし、火を灯す。
3. 火が小さくなったら、珈琲に角砂糖を入れて混ぜる。
ネスレ日本株式会社さんのWebページにいい感じの写真があったので、リンクを張っておきます。
■カルア・ミルク
これはもう説明するまでもありませんが、バーテンダーのかたによって作り方が違うので、とりあえず説明を。
◇作り方 その１
1. 氷を入れたグラスにカルア（コーヒーリキュール）とミルクを入れ、混ぜる。
◇作り方 その２
1. 氷を入れたグラスにカルア（コーヒーリキュール）を入れる。
2. その後、ミルクをそっと入れる。そして、混ぜない。
3. 混ぜて飲めるように、マドラーを添える。
◇作り方 その３
1. カルア、ミルク、氷をシェイカーに入れ、シェイクする。
2. 氷を入れたグラスに注ぐ。
作り方 その２は、カラオケボックスやチェーン店の居酒屋なんかに多いように思います。
・・・おかしい。なんでカクテルの話になってるんやろ？（今気付いた）
カテゴリは『スタンダードカクテル』でも良かったやんね、こんな内容やと。ま、ええか。うん。
小さい頃は、珈琲がダメでした。珈琲を飲むことなど、一年に一回あるかないかぐらいです。
高三の時に同級生の女の子のところで遊んで（変な意味ちゃうで）た時、豆からドリップした珈琲を出してくれました。ま、喉も渇いてたし・・・と思いながら飲んだら、「何これっ！」ってほどおいしくて。インスタントのヤツとは全然違う風味。「お茶飲みに行こう」と言って珈琲を飲むのは、なるほど、お茶や、確かに。そんなふうに思ったぐらいです。
それからというもの、珈琲を飲まない日は無いってぐらい、あ、酒もやけど、毎日飲んでます。
漢字の『珈琲』、『珈』という字は髪にさす珠玉飾り、『琲』という字はその珠玉に通すひものことです。木の枝にたわなになっている珈琲の赤い実を、髪に飾る珠玉に見立てたという説が主流のようです。昔の人は、詩人やねぇ。
ところで、珈琲ではないのですが、、、と、カルアミルク。
私の今までの経験上、カルアミルクを「こんなの酒ちゃうやん！」とバカにするのは、圧倒的に女性が多いようです。女の子同士で飲んでいる人が居て、あまりお酒が飲めなくてカルアミルクを飲んでいる友達に対して、そういう会話をよく耳にします。
男の私から言うと、カルアミルクを酒の分類に入れて考えているあんたの方が、絶対おかしいって。もし、そんな女の子が友達に居たら、、、。
なぁ、コーヒー牛乳って、好き？
うん、好きよ。
やっぱ、好きなんや。（あぁ、俺にも言ってくれぇ～(心の声)。）
カルアミルクは、コーヒー牛乳やろ。酒と比べるのはおかしいって。
という会話になるでしょう。いやまぁ、カルアミルクも飲みすぎればフラフラになります・・・なんせ、経験ありやし(笑)。ただ、私は、誰かが飲んでいるものに対してバカにしたりってのが、とってもイヤなだけなんです。
酒は楽しくなるために飲むもの。
飲みたいものを、飲みたいように飲む、これが楽しくなるための大前提だと思ってます！
・・・珈琲の話題やのに、珈琲のオチがない(超汗)。
しかも、表・裏連動なんて言っておきながら、内容は全然連動してへんし(超汗その２)。
仕方ないので、小さい頃の話を。
小さい頃は、珈琲がダメでした。
小学校に入る前ぐらいに、腐ってたコーヒー牛乳を飲んだトラウマのせいです。ちゃんちゃん。
リクエストカクテル挑戦中２ [酒の肴は音楽と会話]
2007-07-24の記事の続きです。もちろん、完成してません(苦笑)。
いや、ほんと、誰かのイメージを形にするのって、難しいですよね。自分のイメージするカクテルでさえ、試行錯誤を何度も繰り返すぐらいですし。
オーダー主から、新たに「真っ白でりんご味」という難しいお題をもらい、うなってるところです。
☆お題
1. 癒し
2. 十字架
3. 真っ白
4. りんご味
単純に、ミルクかな。
ま、おいしいけど、これやと単なるりんごジュースやな。
こんなのやったら、喫茶店で飲んだ方がよっぽどおいしいやろな。
生クリームを入れてショートスタイルにして、柔らかい口当たりってのもいいかもね。
う~ん、甘すぎて、くどいねー。癒しというお題から離れていきそう。
かといって、これ以上生クリームを入れると、くどいを超えて油っぽくなるやろし。。。
ジンでも入れてみるか。。。
お！これ、ええ感じやんか！これでいこうっ！
というところで、ふと気付いたことがあります。
これ、以前作った小雪やんけ(汗)!!
う~ん、果てしなく挑戦は続くのであった。。。
しかし、自分のカクテルと同じようなの作って、「これはすごい」と喜んでる私って、
ただのアホ？(苦笑)。
※せっかくなので、以前アップした小雪カクテルの記事も、ご一緒にどうぞ♪
リクエストカクテル挑戦中１ [酒の肴は音楽と会話]
う～む、困りました。私は、プロバーテンダーではありません。なのに、カクテルのリクエストらしきコメントをSo-net blogを代表する淑女"pokkotun"からいただき、酔っ払ってた訳でもないのに、ついお受けしてしまいました。
（あれ？pokkotunの性別って、そう言えば知らないな。ま、男性でも女性でも問題なし♪）
（Netの世界で性別を意識するのは愚問だよー。と言うのが、私の持論でもある。ぐふ。）
それはそうと、あぁぁぁぁ～、、、どうしよ。。。
ってな訳で、チャレンジしてみたのですが。。。
【お題】
† （←クロス。要は、十字架。）
悪魔&天使を制する癒し的な香り&色&口当たり
おひおひ(汗)、３歳のお子ちゃまに、アインシュタインの相対性理論をぶつけるような(苦笑)。
でもま、ない頭をひねって、考えてみたよ～ん。
※「よ～ん」ってのも、死語やな。。。
癒しの吐息（暫定の名前）
| 素材 | 推奨銘柄 | 分量 |
|---|---|---|
| ウォッカ | 40ml | |
| ライチリキュール | 10ml | |
| 薔薇のリキュール | 10ml | |
| マラスキーノチェリー | 1個 | |
| ミントチェリー | 1個 | |
| ステア＆カクテルグラス （チェリーをグラスに沈める） | ||
ってな感じの試作です。今は、愛知に出張中なので、週末に大阪に帰ったら、写真もアップしますね。でも、緑のミントチェリーがなかったので、赤いマラスキーノチェリーだけの写真ですが。
色は、無色透明。清楚な雰囲気をかもしだしながら、緑と赤のチェリーで華やかさというか、癒されて少し元気が出ますようにと。そんなイメージで作りました。
作っていただいたのは、東京大田区蒲田にある、赤バーのバーテンダー、阿部さん。とっても素敵な女性バーテンダーのかたです。
先週末に大阪に帰った際、いつものバーAraratのマスター hypnotiqさんと、このカクテルの話をしていました。
マスターが言うには、Araratに置いている薔薇のリキュールはかなり上品なので香りが淡いため、作るとしたらウォッカ45ml、薔薇のリキュール15ml、ライチリキュール（DITA）1tspって感じが良いのでは？とのこと。
注：tsp＝Tea Spoonの意味。1tspはティースプーン1杯。
分量だと3mlだか5mlだか（忘れた）。
しばらく悩んで、マスターの言うレシピ＆チェリー抜きで作ってもらいました。・・・ら、ほんと、DITAの風味って強いですねー。
樽熟成していないCognac（コニャック ブランデーで最も有名な種類）をベースに、薔薇の風味をつけた上品なリキュールであるが故に、たった1tspのDITAといい勝負です。
薔薇のリキュールは奥が深いなと思いながら、ちょっと突き詰めてみようかな。
・・・と、ここまでは良かったのですが。。。
pokkotunから、プラス要素のコメントが。。。
【お題２】
真っ白
りんごの味
色と味が意外
・・って、りんごの味でどうやって意外性をだせと(苦笑)。
これは難し過ぎるぞ・・・と。
先程紹介した阿部さん、Hypnotiqさん達は、毎日こんなリクエストを受けて仕事してるんだろうなーと思うと、目頭が熱くなりますね。
と、いきなりの難題に対して、挑戦は続きます。ってか、続けます。決して、連日の様に記事が続くという意味ではなくて、挑戦が続くだけなので、誤解のないように。
ちなみに、まだ完成はしていないので、この記事のカテゴリは『オリジナルカクテル』ではなく『酒の肴は音楽と会話』にしています。完成した際には、もちろん『オリジナルカクテル』でね。
【余談】
以前から不思議に思ってることがありましてね。
HypnotiqさんはリキュールのHpnotiq（ヒプノティーク＝フランス語で『催眠』）からハンドルネームを付けたと思ってるんですが、何故、英語のHypnotic（催眠・催眠効果）的に " y " を入れてるんでしょうかねー。やはり、お酒を売る商売をやっているので、Hpnotiqそのままだと商標にひっかかるからかなぁ。。。
7月4日の出来事（後編） [酒の肴は音楽と会話]
（からんころ～ん♪）
☆二軒目のマスター
いらっしゃいませ。おひさしぶりですね。あれ？これまた珍しい、今夜はお連れ様とご一緒なんですね。
☆氷の翡翠
はぁ、まぁ、、、。自分でも、展開が良くわからないまま(汗)。。。
☆女の子
こんばんはぁ~♪ えへっ、無理やりくっついて来ちゃった♪
☆二軒目のマスター
ようこそ、いらっしゃいませ。お飲み物は何になさいますか？
☆女の子
えっと、、、何がいいかな。。。翡翠さん、何かおすすめのカクテルを教えてよ。
☆氷の翡翠
え？ いや、そんなこと言われても(汗)。。。
☆二軒目のマスター
翡翠さん(笑)。翡翠さんがツッコミ入れた時の、ジントニック好きで寡黙なお客さんのリアクションと同じになってますよ(笑)。
☆氷の翡翠
えぇぇぇ？そうかな~(苦笑)。はは(汗)。じゃぁ、マスター、この女の子には翡翠トニックを。で、俺は、テキーラベースのアレを。
☆二軒目のマスター
かしこまりました。
☆女の子
あ、翡翠トニック！ さっき飲み損ねちゃったから楽しみ~♪
☆女の子
♪ねぇ、よく飲みに出るの？
☆氷の翡翠
あ、うん、まぁ、たまにね。1週間のうち、7日ぐらい。。。
☆女の子
それ、「たまに」じゃないよー(笑)。へぇ、やっぱ男の人って、お酒が好きなんだね。
☆氷の翡翠
独り暮らしだからねぇ。。。家で独りで飲んでも食べても、おいしくないしね。
☆女の子
ふ~ん、そうなんだぁ。
☆二軒目のマスター
おまたせしました。翡翠トニックです。
☆女の子
はぁ~、ほんと綺麗だよねぇ、このカクテル。淡いグリーンが爽やかで。。。でも、見方によっては、ちょっぴり切ない感じもするね。
（こくっ）・・・、おいしいっ！
☆女の子
翡翠さんのは、、、あっ！可愛いピンク色っ！ これは、なんて名前のカクテルなの？ もしかして、これも翡翠さんの考えたカクテル？
☆氷の翡翠
うん。最近作ったカクテルだよ。名前は
☆女の子
・・・。翡翠さん。。。
☆氷の翡翠
ん、どうしたの？
☆女の子
翡翠さんて、あたしの名前、聞いてくれないよね。
☆氷の翡翠
あ、いや、個人情報だし、名前をいきなり聞くのも失礼だと思ってるし。。。
☆女の子
あたしの名前、縁って言うんだ。。。
☆氷の翡翠
えっ・・・、あ・・・、うん。。。
☆縁
・・・。・・・。・・・。
一口、もらっちゃおうっと。（こくっ）・・・うわっ、これもキッツ~イ！ 色は淡いピンク色で可愛いのに。あ、でも、テキーラがいっぱい入ってた割りには、飲みやすいね。
☆氷の翡翠
はは(笑)。飲みやすいでしょ。これ、以前はストローが添えられてたんだよ。ストローで２杯飲んだら、死にそうだったよ(笑)。・・・（くぃっ）
☆縁
あ、また一瞬で飲んじゃった。
☆氷の翡翠
マスター、あともう一杯で帰るよ。モスコミュールをお願い。ジンジャエールは、Dryって書いてない方で。
☆縁
Dryじゃない方？ 何それ？ ふつーのと違うの？
☆氷の翡翠
うん、普通のはDryって書いてあるボトルのジンジャエール。WILKINSONブランドのジンジャエールは、Dryって書いてる方が甘口で、書いてない方が辛口。
余談だけど、このお店のスタンダードは、ジンジャエールじゃなくて、ジンジャビアを使うんだけどね。
☆縁
ふーん。よくわかんないけど、面白そうだから、あたしも同じモスコミュールをお願いします。
☆氷の翡翠
やめといた方がいいよ。辛口だよ。
☆縁
いいの！あたしも飲んでみたいの！
－ 数分経過 －
☆縁
どんな味なんだろ？ （こくっ）・・・。
・・・。
・・・。
う゛っ。。。かっら~い！ 何これ、うわっ、舌がピリピリするよ~。。。
☆氷の翡翠
だから、やめといた方がって言ったでしょ(笑)。
☆縁
どうしてくれるの。口全体が、ピリピリするよぉ。。。。
☆氷の翡翠
どうしてって、はは(笑)。あとで大好きな人に、あま~いキスでもしてもらいなよ(笑)。
☆縁
うん。わかった。
翡翠さん、、、
☆氷の翡翠
何？
☆縁
（ちぅぅぅ~っ）
☆氷の翡翠
・・・えっ？
完・・・
★あとがき★
この物語はフィクションであり、登場人物、エピソード等については、カクテル名および翡翠トニックの名づけられた経緯以外は、全て架空のものです。
なんてゆーか、その(苦笑)、フィクションですみません(汗)。この『あとがき』を書きたいがために、えらい長い前フリになってしまいました。ほんとは、１話だけの予定だったのですが、書き始めると長くなってしまったので、３話に分けました。でも、書いてから分割したんやなくて、ちゃんとその都度書いたので、手抜きをした訳ではありませんからね。
でもまぁ、氷の翡翠が関西弁ではなく標準語をしゃべってるので、読む人によってはフィクションだと気付いたかもと思うんですけど、どうなんでしょ？
7月4日の出来事（中編） [酒の肴は音楽と会話]
☆女の子
綺麗なグリーンだから翡翠トニックって名前なんだ。ふ～ん。
☆マスター
いえ、こちらのお客様の名前が翡翠なので、それで翡翠トニックと名づけられたんです。あちらで寡黙にジントニックを飲んでるお客様が、名付け親です。
☆ジントニック好きなお客さん
マスター、いきなり話をふられても、びっくりするでしょ(笑)。
☆氷の翡翠
まぁまぁ、そんなに照れない照れない(笑)。
☆氷の翡翠
では、次は、天使の仕打ちをお願いします。
－ 数分経過 －
☆女の子
うゎぁ、可愛い♪ これも翡翠さんが考えたカクテルなんですか？ 赤くておいしそう♪
☆氷の翡翠
飲んでみますか？ やめといた方がいいと思うけど(笑)。
☆女の子
？？？ 変な味なの？ でも、飲んじゃおうっと♪
・・・うわっぷっ。。。す゛っこ゛い゛あ゛し゛。。。それに、キッツ～イ！（驚）
☆氷の翡翠
ふふふ(微笑)。（・・・くぃっ）
☆女の子
うわぁぁぁ、飲んじゃった。びっくり！（再驚）
☆氷の翡翠
なにせ、仕打ちだからねぇ。マスター、次は、あれと、これと、それ、All 20をシェイクで。それから、あっちのを後入れで１ダッシュ。
☆マスター
もう完成ですか？
☆氷の翡翠
はい。いろいろ紆余曲折ありましたけど、これで完成かな？と。
－ 数分経過 －
☆女の子
（びくびくびく・・・） 今度も、強烈なの？
☆氷の翡翠
いやいや、今度はすっきり飲みやすいよ(笑)。
☆女の子
ほんとにぃぃぃ？(疑惑) じゃ、一口だけもらうね！
・・・あっ！ なんか、不思議な味!!! こんなの知らないっ！ なんて名前なの？
☆氷の翡翠
ははっ(笑)。カクテルをよく飲むかたなら、誰でもわかるレシピだよ。
名前は・・・、悪魔の安らぎ。
☆女の子
あっはっはっ(笑)、名前にこだわるんだぁ(笑)。
☆氷の翡翠
まぁね。名前があるからこそカクテル、それが俺のポリシーなのでね(笑)。
・・・ってなとこで、マスター、お勘定をお願いします。
☆女の子
もう帰っちゃうの？
☆氷の翡翠
いや、もう一軒、飲みに行くつもり。気さくに話しかけてくれたおかげで、とっても楽しかった。ありがと。良い誕生日になったよ。
☆女の子
ふ～ん、、、。じゃ、あたしも翡翠さんについて行こうっと。マスター、あたしもお勘定ね！
☆氷の翡翠
えっ？（びっくり）
続く・・・
7月4日の出来事（前編） [酒の肴は音楽と会話]
（からんころ～ん♪）
☆マスター
いらっしゃいませ。あ、今週も東京なんですね。お仕事、おつかれさまです。
☆氷の翡翠
ありがと！ 昨日まで愛知で仕事で、昨夜遅くに東京に移動してきてね。今日はこっちで仕事。えっと、ジントニックをお願いします。ジンは、タンカレーで。
☆マスター
ミント、入れます？
☆氷の翡翠
んー・・・、入れてください。あ、今夜は、7～10mlぐらいで、色付くようにね。
☆マスター
かしこまりました。
－ 数分経過 －
☆マスター
お待たせしました。誕生日、おめでとう！ 翡翠トニック、こちらからのプレゼントです！
☆氷の翡翠
え？覚えてたの？
☆マスター
もちろん、覚えてますよ！ メールでも送ろうかと思ってた矢先、お越しくださったので、こちらもびっくりしましたよ♪
☆氷の翡翠
びっくりしたのは、こっちですよ。昨夜、自分のblogで、思いがけず「誕生日おめでとう」なんて言われたらものすごく嬉しいね・・・なんてこと書いたとこだったから、なおさら嬉しいね！ ほんと、ありがとう♪
☆隣に居た女の子
うわぁー、、、綺麗なカクテル！ それ、なんてカクテルなんですか？
☆氷の翡翠
あぁ、これは『ジントニック』ですよ。
☆女の子
え？でも、ものすごく綺麗な淡いグリーンですよね、それ。
☆氷の翡翠
えぇ、グリーンミントリキュールをプラスしててね。
☆マスター
翡翠トニックって名前ですよ。こちらのお客さんのオリジナルです。
☆女の子
えぇぇぇ？ ご自分でカクテルも考えるんですか？
☆氷の翡翠
まぁ、その、ねぇ(笑)。昔からカクテルが好きで、いつからか自分でもあれこれレシピを考えたりしながらバーで遊んでるだけですよ。
続く・・・
五・七・五・七・七 [酒の肴は音楽と会話]
さ く ら 色 な り |
偲 ぶ 姿 は |
月 の 雫 も 消 え る 朝 |
肌 寒 き |
（はだざむき つきのしずくもきえるあさ しのぶすがたは さくらいろなり）
※2007/04/15 「消える頃」→「消える朝」に変えました。
今まで作詞・作詩は山ほどやってきたのですが、短歌、俳句、川柳はほとんどやったことありません。なので、もしこれを見た方は、存分に評価してやってください。お願いします。
そして、もし良かったら、左のサイドバーにあるリンクから『Shot Bar 月の雫』へお越しください。いくつか私の作った歌詞や詩を掲載しています。その中のひとつだけ、このblog記事でも紹介しています。Windows標準の音源だと音がしょぼいのですが、興味があればどうぞ。
ほとんどが洋風であるショットバーで、日本の芸術を楽しむお客さんの方々。そんな光景が見られる店は、日本中をさがしてもまず無いと思います。
でも、想像してみてください。和服がめっちゃサマになっているお爺さんが、カウンターでマンハッタンを飲みながら、
うす灯り 琥珀の海に しずむ緋 （うすあかり こはくのうみに しずむあか）
なんて詠んだ隣に居た日には、カッコ良過ぎて降参するしかありません。あ、著作権の問題があるので説明しておきますが、これも一応私がこの記事を書きながら考えたもので、他人の作品の無断転載とかではありません。ま、私がカウンターでこんなのを詠んだところで、特にカッコよく見える訳ではありませんが。。。
で、その後、マスターや従業員のかたが、詠んだお客さんに対して返句。お客さんと店側で、あるいはお客さん同士で、短歌の上の句・下の句バトルってのもいいかも。すんごく楽しそう♪
私ごときのレベルの場合は、
柿くえば 鐘が鳴るなり 法隆寺 （子規）
のパロディーで、
カニ食えば 金が無くなり 放浪路 （カニ高いもんねぇ～）
って感じでウケをねらうべきでしょうけど。。。
って、オチやのに、ショットバーに全然関係ない川柳ですみません。
オリジナルカクテルを考える時 [酒の肴は音楽と会話]
レシピとは、作り方（調理法）のことであって、分量のことではない。広義では、もちろんその分量も作り方のうちだろうけれど。
ま、んなことはどーでもええか(笑)。気に入ったものが出来たら、ごたくは要らんよね。
先日オリジナルカクテル『シェラザード（完結編）』の記事にて、「私の主義が」どうのこうのと少しだけ書いたので、せっかくやし、もうちょっと色々話してみたいと思います。
1. 使用する材料は4種類以下
でも、どうも私はバカなようで、その意味（意図？）が理解できません。この材料、入ってなくても別にええんちゃうの？とか、ついつい思ってしまいます。
だってね、強烈な風味の材料ばっかりの中に、1tspだとか1dashだとかの風味の弱い材料が入る訳ですよ。素人の私には、味の違いなんぞわかりませ～ん。
☆本音☆
自分で材料を集めずに、バーテンダーの方々にお願いして作ってもらうので、あんまり材料が多いと面倒かけてしまい、申し訳なくて。。。
それにしても、4種類以下を主義と決めてしまうと、えらい大変なんです。前述のシェラザード（完結編）のとこでも書いてますが、選択肢が大幅に狭くなります。
特に飲みやすいカクテルを考えている時は、リキュールあるいはジュースそのものが主張するためどうしても甘くなり、味をしめる意味でレモンとかライムを使うことが多々あります。じゃないと、甘ったるくて飲んでるうちにしんどくなるからです。
そうなると、ベースの酒を除いて、ほかの材料はたったの２種類。その選択肢の中で、オリジナルと呼んでもらえるカクテルを作ろうとすると、大概名の知れたカクテルと似たり寄ったり。突拍子のないカクテルを作るのならともかく、おいしいと人に言ってもらえるカクテルを作るなら、ほんと苦労します。
2. どこのバーにも置いてありそうな材料を使う
そうなると、バーに置いてない材料でカクテルを考案しても、味見してもらうことができません。というか、自分が飲みたくても飲めない。。。
この２つの主義に従って、オリジナルカクテルを考えています。『材料は４種類以下』という話の方が長々と語っていますが、実は２つめの『どこのバーにも置いてありそうな材料』の方を、重要視しています。
なんせ、私が育った徳島県はほんと田舎（いまだに電車が走っていない）なので、今はともかく昔は珍しいリキュールなど置いてなかったので、飲みたくても飲めないカクテルがいっぱいあったんです。そう、まさに『絵に描いた餅』。カクテル好きな人間としては、そういうツライ時代を生きてきたのでね。
ちなみに、多くの種類の材料を使っていながら、これは絶対にそうでなければと思えるカクテルって、わかります？
レインボーカクテル
材料をグラスに直接７層に分けて入れるカクテルです。
写真が掲載されているWebページ『カクテル×カクテル』を見つけたので、紹介しておきます。
