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カッコいいオーダー in BAR [オリジナルカクテル]

Vodka Martini, shaken, not stirred.
(ウォッカマティーニを。ステアじゃなくシェイクで。)

これほどカッコいいオーダーをするのは、世の中広しと言えども、ジェームズ・ボンドだけでしょう。

みなさん、こんにちは。おにーさまと呼ばれたいおじさま、氷の翡翠です。

先日、バーで飲みながら「カッコいいオーダーって、どんなんやろ?」と思ったのが、今回の記事を書くきっかけです。まずはということで、昔どこかで見かけたジェームズ・ボンドの台詞を思い出し、トップを飾ってみました。最初は、記事のタイトルにしようかと思ったんですが、映画好きなかたが間違えると申し訳ないので、やめました。

以前、マティーニについての記事を書いたことがあります。ぐふ、私の写真入り(笑)。マティーニといえば、ジンとドライベルモットのレシピが日本では一般的ですが、アメリカではジェームズ・ボンドのおかげ(だけではないようですが)で、ウォッカマティーニが一般的という話を聞いたことがあります。

マティーニは、ジンとベルモット、そしてオレンジビターをミキシンググラスで混ぜるもの。オレンジビターを使わずに、グラスに注いだあとレモンピール(表皮)で香り付けという作り方もよく見かけます。あ、そうそう、カクテルピンを刺したオリーブも忘れずに。

それを、ジンではなくウォッカに代えて、かつシェイクで・・・なんてのは、ジェームズ・ボンドだからサマになること。もちろん、現在はウォッカマティーニは広く認知されているので、同じオーダーをしても誰もなんとも思わないでしょうし、レシピを言わなくても名前だけで作ってもらえます。
ですが、ジェームズ・ボンドが言ってなくて私がバーで言ったとしたら、きっと、

「マティーニたるものが何なのか知らんのか、ボケ。」

と、聞いていた人達は思うことでしょう。。。

007の原作では、ジェームズ・ボンドの台詞はこんなのだそうです。

Just a moment. Three measures of Gordon’s, one of vodka, half a measure of Kina Lillet. Shake it very well until it’s ice-cold, then add a large slice of lemon-peel. Got it?

・・・ウォッカマティーニちゃうやんけ!

ゴードンのドライジン、ウォッカ、キナ・リレ、これを3:1:0.5の比率でシェイクし、大きめのレモンピールを入れるという内容。007カジノ・ロワイヤル2006年度版では、このオリジナルのレシピで登場しているそうです。私は見てないので、間違ってたらすみません。

あかん、このまま書いてると、ウォッカマティーニの記事になってしまう。。。

というところで、『カッコいいオーダー in BAR』を始めましょう。

と意気込んでみたものの、頭の中はからっぽです。続きは、バーで飲んでから書くことにしよう。現在、3月31日16時25分。。。


現在、4月1日13時7分。ついつい、朝まで飲んでしまいました。なんでこんな若い子みたいな生活してるんやろ?(苦笑)

ネタは、全然考えてません(笑)。なので、今から考えながら書いていくことにします。

■お決まりパターンのオーダー
お決まりのパターンがあると、バーテンダーのかたも、そろそろ次のアレだな・・・と、阿吽の呼吸がそこに生まれます。常連さんならではのやりとりに、カッコよさを感じます。

■礼儀正しいオーダー
「おい、いつものくれ。」なんて言うお客は、どこでも居ます。ほんと、横で見ててうんざりしてしまいます。
「いつものをお願いします。」・・・めちゃカッコいい!たとえ地位も名誉もある偉い人だったとしても、偉そうにしてたら台無し。上品やなくてもええけど、人と話をする時は丁寧にってのが、一般常識でしょう。偉そうにしなくても、カッコよさはにじみでてくるもんです。

■「次は、もう少し甘めのを。」
これ、甘めってだけでなく、ドライ、ビター、さっぱり、なんでもいいんです。自分の好みを伝える、これがカッコいい。人の好みは十人十色、出てきたカクテルが口に合わないことはあって当たり前。2chやblogでこきおろす前に、自分の好みで作ってもらえるよう努力するのが客の役目だと思います。
これの上級が、「実は、お酒、あまり飲めないんです。」っての。飲めないけど付き合いで仕方なくバーに来たって人もいらっしゃると思いますが、そこでカッコつけないところがカッコいい。

う~ん、もっといろいろあるかな?と記事を書き始めたのですが、これぐらいしか今は思いつきません。なんだか悔しいけど、無理して書いても意味不明なものになるので、やめておきます。

今、ふと思いました。『カッコいい飲み方』ってのが、ありますよね。

カッコいい飲み方は、オーダーの時から始まる。

おぉ!名言だ!(自画自賛) でもま、今思いついたにしては、まぁまぁでしょ(笑)。

ちなみに、私のオーダーの仕方です。(よく行く店の話です)

えっと、ジン、チナール、カラントを50:5:5、ステアでお願いします。ジンは、今日は何がええかなー。。。う~ん、ほなら、タンカレーで。



・・・すこぶるカッコ悪い。   お料理教室かいな。。。

オチがついたところで(名言やなく↑がオチ)、最後に、ジェームズ・ボンドふうに、カッコよく。

Rainbow Cocktail, shaken, not build.
(レインボーカクテルを。ビルドじゃなくシェイクで。)

意味不明なかたは、『カクテル×カクテル』さんで、写真を是非ご覧ください。

レインボーカクテルの写真


ニューカクテル考え中 [あれこれ]

プロやないので、そんなにカクテルを作って試せる機会はありません。そらまぁ、バーに行く度にチャレンジすれば、機会は有り余るほどに増えますが、おいしいカクテルを飲むためにバーに行ってるんであって、オリジナルカクテルを作るためにバーに行く訳ではありませんし。

天使の仕打ち』の記事の最後に『悪魔の安らぎ』という名前を出したので、今はこれを追求しようかと思っています。

悪魔の安らぎは、数年前に天使の仕打ちを作った時から何度かチャレンジしてます。が、どうもピンとくるレシピが思いつかなくて。。。で、今に至ってます。

先日、こんなレシピで作ってみました。正確には、東京のバーのかたに作ってもらいました。

  ダークラム(マイヤーズラム):40ml
  ブルーキュラソー:10ml
  グレープフルーツジュース:10ml

めっちゃ、まずーーー(苦笑)。色は、ライト(白色球)のせいもあるでしょうけど、毒々しいエナメル系の緑とも青ともつかないものになって、それはそれで気に入ったのですが(笑)。

翌日、ホワイトラムを使って、似たようなカクテルを作ってもらいました。昨夜の失敗作に比べたら、よっぽどおいしい! ってなところで、3月第2週の東京の夜が終わりました。

大阪に戻る新幹線の中で、シェリーを使ったらどやろ?と思い、新大阪に着いてから帰宅もせずに、雨の降る中いつものHypnotiqさん経営のBar Araratへ。

  ドライシェリー:45ml
  ブルーキュラソー:10ml
  チェリーリキュール(チェリーヒーリング):5ml

結構おいしい! でも、ドライシェリーの風味が強すぎて、ブルーキュラソーもチェリーヒーリングも、入れてる価値があんまり・・・。もちろん、シェリーのストレートと飲み比べれば明らかに違うでしょうけど、酔っ払ってたせいでよくわかりませーーーん(笑)。

ちなみに、こーゆー組み合わせは斬新で面白いと、マスターにおほめの言葉をいただきました。それだけで嬉しい、私 氷の翡翠です。

シェリーを選ぶ際、候補は3つありました。第一候補が白ワイン、第二候補がドライシェリー、第三候補がドライベルモット。

結局、白ワインとドライベルモットは、モノによって結構味の違いがあるんでドライシェリーを選んだのですが、Hypnotiq氏が「お試しで」とベルモットでも作ってくれました。
使った銘柄はCINZANO Extra Dryです。なかなかおいしい!きっと、酔ってなかったら、もっとおいしかったに違いないと思います。

CINZANOはNOILLY PRATとは風味が全然違うけれど、大概のバーにもあるし、これでもうちょっと昇華させてみようかなーと思ったりする、今日この頃です。

と書きながら、実は対抗馬のレシピを思いつきました。これもまだまだ昇華させないと紹介できるレベルではないと思いますが、思い切って紹介しようかな?とも思ったりしてます。

・・・なので、これについては、まだ内緒(笑)。


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文字サイズと色の変更 [blog向上委員会]

どどぉ~ん! 毎度♪

はい。こんだけです。今日の話題は。

<span style="font-size: 32px; color: #ff0000;">どどぉ~ん! 毎度♪</span>


とやってるだけ。32pxを48pxとすればもっと大きな文字になり、#ff0000を#ffff00とすれば黄色い文字になります。

はい? #ff0000の意味がよくわからない?

ま、そやろね。そう思って、

カラーチャートを用意しました!

カラーチャート:黒背景   カラーチャート:白背景

簡単に説明すると、これは光の三原色であるRed/Green/Blueを16進数の値で指定したものです。って、これだけではイメージも沸きにくいでしょうから、この記事の後半にあるカラーチャートを見てくださいね。ブログ教室よりも、色数は多いですからね!

ブログ教室では<font>タグを使用すると説明されてますが、HTMLの規約を検討しているW3Cってとこでは、<font>タグは非推奨となっています。

なので、ここでは<span style="・・・">って書き方を説明してるんですけどね。でも、どっちでも使いやすい方でいいですよ。

ちなみに、<span>~</span>で囲むと、何故か改行がきかなくなります。私が使っているFireFoxのバグかな?と思ったのですが、IEでもOperaでも同じ現象になります。
別のところでやってるWebページ

Shot Bar - 月の雫 -  (ちょっと宣伝(笑))

ではOKやのに、so-net blogやとなんでやねん???

なので、<span>~</span>で囲んだ途中で改行を入れたい場合は、<br />を入れます。

<span style="font-size: 12px; color: #ff0000;">改行
無効!</span>

<span style="font-size: 12px; color: #ff0000;">改行<br />入り!</span>

とやれば、

改行 無効!

改行
入り!

ってな感じになります。比較すると、一目瞭然ですね。

ではでは、お待たせしました。カラーチャートをご覧ください。

続きを読む


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樹海 [オリジナルカクテル]

樹海といえば、おそらく多くのかたが『青木ヶ原樹海』をイメージすると思います。
けれど、絶望、悲哀、別離、最期、そんなものはこのカクテルのテーマではありません。

   飲んでもらって、思い留まって欲しい。

そんな思いを込めたカクテルです。


樹海

素材 推奨銘柄 分量
ウォッカ プレーンなもの 50ml
グリーンティーリキュール   5ml
カンパリ   5ml
ステア&カクテルグラス

  ドレスデングリーンの樹海を抜けると
  そこには きっと君がいるだろう

     さあ 帰ろう
     愛する人の住む街へ


前回、水平線で囲ったらカクテルメニューみたいだと自分で言ってて、自己暗示か何かわかりませんが妙に気に入ってしまったので、しばらくはこんな感じで私のオリジナルカクテルを紹介します。

メニューの文章ですが、くっさい台詞ですねー。でもま、好きだと思える人や、こちらを好きと思ってくれる人は、世の中ひとりやふたりは居る筈です。だから私は、そんな人たちとかかわりを持っていたいですね。死ぬぐらいなら逃げます、私なら。

このカクテルは、グリーンティーリキュールの色の濃さによって、色が変わります。私の気に入ってる色合いは、写真の様な黄金色です。

けれど、カクテルを上から見下ろすと、まるでドレスデングリーン。

ドレスデングリーン(Dresden green)とは、グリーンダイヤモンドのこと。実際は、そこまで綺麗な緑色になってる訳ではないんですが、そう言った方が女性にはウケが良いかと思いまして(笑)。

でも、ほんと、綺麗な色なんですよ!

こんな感じなのですが、実際、もうちょっと緑がかっています。どこのバーに行っても必ず有ると思われる材料だけなので、ぜひおためしください。

と・こ・ろ・で

前回のオリジナルカクテル『Lost Virgin』なんですが、その記事だけ閲覧数がほかの記事の3倍ぐらいのペースで上がりました。冒頭でお詫びを書いておいて良かった(汗)。


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Lost Virgin [オリジナルカクテル]

ドキドキしながら来てもた方々、ごめんなさい。

タイトルは、オリジナルカクテルの名前です。延々ひっぱった挙句、カクテルのことだとわかったら怒られてしまいそうなので、最初に謝っておきます。


Lost Virgin

素材 推奨銘柄 分量
ドライジン   30ml
桜リキュール 淡い桜色のリキュール 20ml
ホワイトキュラソー   10ml
カンパリ   1tsp
ステア&カクテルグラス

  淡い桜色で綺麗な思い出をイメージし、
   強いお酒で切なさを表現したつもりです。

  大好きな人を思い出しながら、
   お召し上がりください。


上下をラインで囲むだけで、ちょっとしたカクテルブックみたいになるねー。

このカクテルは、SUNTORY JAPONE 桜とジン、コアントローを混ぜてみた際、なんだかグレープフルーツみたいな風味を感じたところから、もっと昇華させたいと思って作ったものです。結局、グレープフルーツの様な感じはどこかに行ってしまいましたが、中甘で優しい口当たりに仕上がりました。

余談ですが、今まで、カクテルの名前はなるべく英語表記を避けていました。その理由は、英語が苦手なかたでも読めるようにと思ったからです。

 ※まだそういう主義が固まってなかった頃は、英語表記もありますけどね。

でも、さすがにこの名前は、恥ずかしくってカタカナ表記ができませんでした(赤面)。

 ※ええ歳こいて何が赤面じゃ!とかってツッコミは入れないでくださいね。

話を戻します。推奨銘柄には記載していませんが、私のお気に入りはこれです。


左から順に紹介します。

   カンパリ(ビターリキュール)
   JAPONE 桜(桜リキュール)
   タンカレー(ドライジン)
   コアントロー(ホワイトキュラソー)

カテゴリとしては『桜リキュール』ではなく『チェリーリキュール』という方がしっくりくるかもしれませんね。けれど、CHERRY HEERINGの様に赤いリキュールが多く、それを使ってしまうと私の目指したカクテルのイメージとかけ離れてしまいます。

このカクテルは桜色に限定したいため、『桜リキュール』としました。

このカクテルを作ってからの後日談なのですが、仕事が忙しくて1ヶ月ぶりぐらいに某バーに行った際、なにげなくカクテルメニューを見ていたら、Lost Virginというカクテルがありました。

 「あ、俺の作ったのと同じ名前のがある。」

と言ったら、そこで働いていたバーテンダーのかたが、

 「それ、翡翠さんのカクテルですよ。」

「え?」

ってなことがありました。

いやぁ、めっちゃ嬉しくってたまりませんでした(笑)。


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天使の仕打ち [オリジナルカクテル]

天使の仕打ちと

悪魔の安らぎ

ひとつだけ叶うなら

お前を 望む 迷わずに


恥ずかしながら、私が作った曲の一部です。   でへっ。

という訳で、オリジナルカクテル『天使の仕打ち』です。

  

素材 推奨銘柄 分量
ドライジン   30ml
ブランデー なんとなくコニャック 20ml
ビター CAMPARI 10ml
ステア&カクテルグラス


このカクテル、ほぼ思い付き一発で考えたものです。変わったと言えば、作る際のスタイルが変わっただけ。ジンとブランデーを混ぜたらどんなふうになるんだろうと思ったのが、きっかけです。もちろん、それだけだと強烈過ぎるよなーと思うのは当たり前の話。で、なんとなくカンパリを入れてみました。

飲んでびっくり。うまいやん!(伝家の宝刀 自画自賛 ←恒例やな)

当初は、オールドファッションドグラスに氷と材料を入れて、バースプーンでかき混ぜるビルドスタイルでした。さすがに強烈で飲みにくいやろと思ったからです。氷をとかしながら飲んだら、飲みやすいだろうと。

何度か飲んでいるうちに、よくあるカクテルグラス(三角のやつね)で飲んでみたくなり、ミキシンググラスでステア。

ほんだら、ブランデーの香りも立つし、なかなかのもの(自画自賛2)。それからは、すっかりそのカクテルスタイルに落ち着きました。

甘みはあるのですが、意外とハード。また、赤い色と相まって、これはもう、

  天使の仕打ち

しかないだろうと。ふふん(←何故か得意気)

その後、最初に書いた歌詞の一節で対極にある、『悪魔の安らぎ』にチャレンジしているのですが、なかなかアイデアが浮かばなくてねぇ。。。

だってね、メニューに『天使の仕打ち』『悪魔の安らぎ』って並んでいたら、

ちょっとかっこ良くない? はっはっはっ♪(笑)


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オリジナルカクテルを考える時 [酒の肴は音楽と会話]

レシピとは、作り方(調理法)のことであって、分量のことではない。広義では、もちろんその分量も作り方のうちだろうけれど。

ま、んなことはどーでもええか(笑)。気に入ったものが出来たら、ごたくは要らんよね。

先日オリジナルカクテル『シェラザード(完結編)』の記事にて、「私の主義が」どうのこうのと少しだけ書いたので、せっかくやし、もうちょっと色々話してみたいと思います。

1. 使用する材料は4種類以下

カクテルブックとか、カクテルコンペに出品されたレシピを見ると、5~6種類とかもっと材料を使っているものがあります。もちろん、作り手は試行錯誤の結果としてそうなったものでしょうから、それなりの意味があるのだと思います。

でも、どうも私はバカなようで、その意味(意図?)が理解できません。この材料、入ってなくても別にええんちゃうの?とか、ついつい思ってしまいます。

だってね、強烈な風味の材料ばっかりの中に、1tspだとか1dashだとかの風味の弱い材料が入る訳ですよ。素人の私には、味の違いなんぞわかりませ~ん。

☆本音☆
自分で材料を集めずに、バーテンダーの方々にお願いして作ってもらうので、あんまり材料が多いと面倒かけてしまい、申し訳なくて。。。

それにしても、4種類以下を主義と決めてしまうと、えらい大変なんです。前述のシェラザード(完結編)のとこでも書いてますが、選択肢が大幅に狭くなります。

特に飲みやすいカクテルを考えている時は、リキュールあるいはジュースそのものが主張するためどうしても甘くなり、味をしめる意味でレモンとかライムを使うことが多々あります。じゃないと、甘ったるくて飲んでるうちにしんどくなるからです。

そうなると、ベースの酒を除いて、ほかの材料はたったの2種類。その選択肢の中で、オリジナルと呼んでもらえるカクテルを作ろうとすると、大概名の知れたカクテルと似たり寄ったり。突拍子のないカクテルを作るのならともかく、おいしいと人に言ってもらえるカクテルを作るなら、ほんと苦労します。



2. どこのバーにも置いてありそうな材料を使う

自宅でバーごっこをやるにしても、集められる材料には限界があります。それに、毎日ひっきりなしにお客さんが来るならともかく、作ったカクテルを味見してもらおうと思うと、やはりバーの飲み仲間ってことになります。

そうなると、バーに置いてない材料でカクテルを考案しても、味見してもらうことができません。というか、自分が飲みたくても飲めない。。。


この2つの主義に従って、オリジナルカクテルを考えています。『材料は4種類以下』という話の方が長々と語っていますが、実は2つめの『どこのバーにも置いてありそうな材料』の方を、重要視しています。

なんせ、私が育った徳島県はほんと田舎(いまだに電車が走っていない)なので、今はともかく昔は珍しいリキュールなど置いてなかったので、飲みたくても飲めないカクテルがいっぱいあったんです。そう、まさに『絵に描いた餅』。カクテル好きな人間としては、そういうツライ時代を生きてきたのでね。

ちなみに、多くの種類の材料を使っていながら、これは絶対にそうでなければと思えるカクテルって、わかります?

  レインボーカクテル

材料をグラスに直接7層に分けて入れるカクテルです。

写真が掲載されているWebページ『カクテル×カクテル』を見つけたので、紹介しておきます。

   カクテル×カクテル
   レインボーカクテルのページ


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トラックバックって・・・ [あれこれ]

仕事が忙しくてあまり新記事をアップしてなかったのですが、いざ再開してみると、仕事の忙しさはアップしているにもかかわらず、新記事を結構書いてるってとこが、人間の(俺の?)不思議。

それにしても、2月6日の午前1時にアップした『シェラザード(完結編)』が、今(7日22時前)なのに、閲覧数が190って。。。

一体何があったんや?と思ってGoogleで検索してみたけれど、1番に出てくるのは1987年発売のファミコンソフト。PS3でもDSでもないんです。という訳で、特に別のものと間違えてアクセスしてくれた訳でもなさそうなので、余計に訳がわからない。。。 2月4日の『シェラザード』がまだ閲覧数62だから、またまたわからない。。。

でもまぁ、何はともあれ、読んでいただけるのは嬉しいものです。ありがとうございます。

さてと、最近始めたばかりというkuuさんの、『想い・思うこと・・・。』というblogに偶然たどりつきました。・・・ってか、So-net blogの新着で見かけたからなんですけどね。

新着に出てたタイトルは『トラックバックってなに?』でした。

トラックバック、私もよくわかりません(笑)。私よりもキャリアの長いかたに教えてもらったのは、

共感が持てる(あるいは反論?)記事などがあって、それに影響を受けて書いた記事を、その元ネタにひも付ける。

ということでした。

う~ん、ということは、コメントは元ネタのかたのところで書くもので、別のところで書いてるのがトラックバックか。。。本で言うところの、参考文献みたいなものかな。

でも、参考文献は、自分の書いたものの中に記載されるもので、トラックバックは自分のところの記事に「ここにトラックバックしてます!」なんてリンクは出来ないから、参考文献とはまた違うものなのでしょうか。

So-net blogで簡易トラックバックを選んだ場合は、元ネタへのリンクが張られる引用が新記事の入力欄に出てきますが、これは単にHTMLのタグ入りの引用が出来るだけで、別にblogの機能という訳ではありませんし。

それから、こういう話も聞きました。

トラックバックは、その元ネタを書いたかたに、一言おことわりを入れてからするもの。というのがモラルと言われてる。

う~ん、引用じゃないのに、おことわりを入れてからでなければトラックバックしてはいけないものなのか。

教えてくれたかたは自分がそう思っているという訳ではなくて、「こういうふうに聞いたよ」という話を私にしてくれただけなので、反論があっても見逃してください。

自分の思ったことを書くだけやのに、なんでおことわりがいるんやろ?と、なおさら疑問が深まったことを覚えています。いまも、よーわからへん。

実は、トラックバックの話、以前から書きたかったのですが機会がなくて、今日たまたま前述のkuuさんの記事を見て、

 「あぁ、同じこと思ってる人が居るんやなぁ。。。」

と、妙にしみじみ思ったので書いてみました。

Webページは10年選手なんですが、blogはさっぱり(汗)。。。
もし良かったら、左のリンクからWebページ『月の雫』にも遊びに来てくださいね。


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シェラザード(完結編) [オリジナルカクテル]

今回は完結編ということで、前回アップしなかった出来上がりまでの話をしてみようと思います。

まずは、一昨日アップしたレシピと写真から。


シェラザード

素材 推奨銘柄 分量
ドライジン   30ml
アーモンドリキュール DISARONNO AMARETTO 10ml
スロージン   10ml
フレッシュレモン   10ml
シェイク&カクテルグラス

このカクテルを考えるにあたって、テーマは、誰でも思いつきそうで、かつ飲みやすいもの、と位置づけました。2006年10月に立ち寄らせてもらった愛媛県松山市のバー Con Almaさんに作ってもらった、アマレットとパッションフルーツシロップを使ったカクテルがおいしくて、飲みやすいカクテルを考えてみようと思った訳です。もちろん、そこでいただいたカクテルは誰でも思いつきそうなものではなくて、複雑な風味が絡み合ったとてもおいしいものですので、誤解のないように。

私の主義は、材料として使用するのは3種類~4種類。5種類、6種類と混成する材料を増やしていくと、あえて入れてる意味が不明瞭(要は味も香りもよくわからない)になっているカクテルだとか、ほんの1mlの差でも味が変わるといったピンポイントのシビアな計量が大前提というカクテルになってしまうからです。

あ、私がカクテルを考える時の主義・思想を話してみるのもいいかも。今度、文章を作ってみます。ま、大した話ではありませんが。

さて、話を戻します。

「飲みやすい」という前提だと、甘さがある程度必要です。だからといって、デザート的なカクテルにするつもりはないので、どうしてもレモンとかライムで味を締めることになります。んで、ベースになる酒があります。

となると、使えるリキュールはたったの2種類。

Con Almaさんの真似をして、まずはアマレットとパッションフルーツシロップをと思ったのですが、とりあえずやめました。その理由は、アマレットは大概のバーにあっても、パッテョンフルーツシロップはあまり見かけないからです。そのまた根本の理由は、もし私の記事を読んで興味をもってくれたかたがバーでオーダーしたら、「材料が無いから作れない」なんてことにならないためです。

という訳で、まずは、ジン、アマレット、パッションフルーツリキュールであるAlizé(アリーゼ) GOLD PASSIONを使用してみました。アマレットと合わせると、Alizéの風味が無くなってしまい、意味がありません。全体的な味もなんだか薄い感じで。

その後、Alizeéをやめて、ラズベリーリキュールのCHAMBORD(シャンボール)を使用してみたところ、なかなか良い感じ。でも、何か物足りません。

そして、ベースをジンから別のものに変えたり、リキュールも変えたりしながらいくつか試してみましたが、どうも物足りないものばかりが出来て。。。

ちなみに、試行錯誤している時の分量比率は、ずっと30ml/10ml/10ml/10mlのままでした。これよりリキュールが少なくなるとドライになって飲みにくくなるし、逆に多いと甘ったるいだけのカクテルになりそうだったからです。先ほども話しましたが、デザートカクテルを考えている訳ではないので、甘ったるい感じにだけはしたくなかったので。また、私の嗜好としては、残骸の様にベースとなる酒の分量を多くしがちなのですが、飲みやすいカクテルがテーマなのでなんとか我慢しました。

そうこうしているうちに、バックバーを見ると、スロージンのボトルが目に入りました。

   そういや、スロージンって、今まで使ったことなかったよなー。

で、前述の分量で作ってもらったら、「おぉっ!」と自画自賛(笑)。

  Bar Araratのマスター Hypnotiqさん、
  毎度ながらご協力ありがとうございます(おじぎ)。

DISARONNO AMARETTO(アマレット)は、分類としてはアーモンド系とか、種子系、核系、というふうに言われます。アプリコット(杏)の種の核(仁)をブランデーで抽出し、いくつかの香草のフレーバを付けたリキュールです。杏の仁というところで、気付きませんか? そう、杏仁豆腐の「杏仁」です。つまり、アーモンドではなく杏(杏仁)風味のリキュールなんです。

何故アーモンド系と呼ばれるのか、不思議に思って調べてみました。アーモンドはスィートとビターの2種類があって、日本で一般に食されている(アーモンドチョコなど)のは香りの弱いスィートだとのこと。ビターの方は香りが強くて、杏仁と同じような香りなのだそうです。

  ※参考
    100%カクテル
    100%カクテル AMARETTOのページ

おいしいと思えるカクテルの形は固まったので、仕上げフェイズに入りました。仕上げといっても飾りをつける訳ではなくて、飲み物のレシピとしての調整・選択です。何かというと、まずはレモンとライムのどちらを選択するかということです。

実際、レモンで作ってもライムで作っても、どちらでもおいしいと思います。ほかにも飲みたいカクテルはあるので、1日に同じものを2杯とか飲むのももったいないので、別の日に飲みます。そうすると、そんなに大差ないように思えて(苦笑)。ま、そんな訳で、前述のレシピ表にはレモンを使うように記載していますが、ライムもおいしいのでお好みでどうぞ。

  Bar K-STYLEのマスター 高谷さん、
  赤バーのマスター かなみさん、
  毎度ながらご協力ありがとうございます(おじぎ)。

次に、ジンが苦手なかたは沢山いらっしゃるので、ウォッカに変えてみました。

・・・ただの味の薄い汁、それ以外の何ものでもありませんでした。つまんね。

という経緯で、シェラザードが完成した訳です。ちなみに、このリキュールの組み合わせでは、ラム酒、ブランデー、ウィスキーをベースにというのは、試していません。

 ※もし試したら、またシェラザード番外編とか銘打って、記事をアップします。
   おいしかったら、別の名でアップするかも。。。

ま、いつもという訳ではありませんが、こんなふうにカクテルレシピを考えながらオーダーしていることがあります。もちろん、快く受け入れてくれるバーテンダーのかたが居る店だからこそ、出来る飲み方です。

カクテルが好きでオリジナルカクテルを作ってみたいと思ってるかた、特に大阪・東京のかた、もし良かったら一緒に飲みに行きましょう。私はバーチャルプロ・・・つまり素人(笑)なのですが、私なりのアドバイスもさせていただきますよ♪ んで、こういうオーダーをしまくって、バーテンダーのかたに興味をもってもらいましょう!


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プロフィール画像にGIFアニメ(2007年02月版) [blog向上委員会]

オリジナルカクテルのシェラザードの続きをと思っていたのですが、とりあえずそれは明日以降にアップすることにしました。

以前の記事『プロフィール画像にGIFアニメ』で話したTips、覚えてらっしゃいますでしょうか。

So-net Blogのサイドバーに置くプロフィール画像、GIFアニメをアップロードしてもPNGファイルに変換されてしまうため、動いてくれないのでどうにかしましょうという話です。

無事にGIFアニメが表示されて満足していたのですが、2006年10月からSo-net Blogのスタイルシートの仕様が変わったらしく、そのままではGIFアニメを表示することが出来なくなりました。

ずっと気付いては居たのですが、忙しくてほったらかしになっていてすみません。今回、どうすれば良いか、改めて話をいたします。

変わったところだけ話しても意味不明でしょうから、全部最初から話しますね。簡単に言えば、通常のプロフィール画像を見えなくして、その場所にGIFアニメを背景画像として表示させる方法です。

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